8月末完成を目指して只今奮闘中の、RCM-166・Z-1クラフトマンシップ!・・。実は結構
作業は進んでるので、ブログ更新するだけなのですが、テレビの方が連載に追い付いちゃった
状態でして(笑)、その為時間がなく、これより数回連続で更新させて頂くかも知れません・・。
他のRCMオーナーの皆さんには、ツマラないでしょうが、少しだけガマンして下さいね(笑)。
前回シャシー担当藤本に、屈辱のリードをされ、プライドがズタズタになったクロメカ!(笑)・・
自ら”大ふへん者”を名乗り、「打倒藤もっさん!」でモチベーションアップしております!(笑)。
ピストンはおなじみ、カワサキ純正オーバーサイズ!信頼性の高いところが魅力ですね!♪
ボーリング後のシリンダーライナーに、ピストン・リングをはめ込んで、それぞれリング合い口の
クリアランスをチェックします・・。このあたりも純正品は非常に精度が良く、これまでほとんど
合い口隙間の調整をした事がありませんが、念の為、毎回点検だけは怠らない様にしてます。
さて、クロは急ピッチで飛ばしておりますが、藤本の方はどうでしょう?・・気になりますね(笑)
現在は車両立ち上げ用に、XJR1200純正スイングアームを、取りあえず仮り付けてますが
このXJRアーム、形はカッコいいんですがイカンせん、長すぎ!・・。一昔前まではコスト面も
考慮してよく使ったんですが、今はもう、すっかり採用していません・・。540㎜長のアームだと
Z系車両にはチョット長すぎちゃうんですよねぇ・・。近年のRCMでは、ロード・トラクション性や
直進安定性・ハンドリングなど、マシンの動性能をトータルで判断し、525㎜と言うアーム長に
辿り着きました・・。この辺のデーターは、かつてZレーサー1号機&2号機で、レース活動を
していた頃に得た、貴重なノウハウで、今日のRCMに大きく技術反映されている訳です・・。♪
そんな訳でここはやはり、贅沢にもSCULPTURE製RCM専用スイングアームの、出番っ!
更にグレードアップさせるべく、ブロックピースタイプ・スタビライザーを溶接するんですが、
藤本が、「今回はどーしてもクロちゃんに勝ちたいっ!」って言うモンだから、またまた中村が
一肌脱ぐハメに(笑)・・。つーか?これじゃお前、勝った事にならねぇんじゃねえの?(笑)・・。
スタビ溶接の工程は、これまでも中村ブログで、沢山お見せして来ましたから、今回はあまり
多くを語らず終わりにします・・。どうせまたそのウチ、藤本に頼まれる事でしょうしね!(笑)。
一方こちらはクロメカ!すごい速度で藤本に猛追!スリップストリームにピタッと付いてます。
シリンダー、シリンダーヘッドと、スピード感ある進行ですが、丁寧かつ慎重な作業をしてます。
一気にスリップストリームから抜け出し、ブチぎり!(笑)・・。見事、チェッカーをくぐりましたっ!
RCM-166、エンジン完成です!。メイン鋳造部は半ツヤのブラックで、ヘッドカバー4隅と
左右カバー類はマット・ブラックの仕様!。”いかにも旧車”と言った、マニア系色の消えた感が
走りを重視した雰囲気で、カッコいいです!♪。何だか若さがあるエンジンに見えますね(笑)。
更に、エンジン搭載完了っ!・・「藤もっさん!遅いっスわーっ!」 てゆーか馬場さん?(笑)。
これまで大きくリードを許して来た、ディフェンディング・チャンプが、ラスト3LAPで牙をむき、
一気に形勢逆転させた様なレース展開?でした・・。クロ、さすがです!勝利に酔ってます(笑)
・・・・・・・・・・。 グォ~ン・グォ~ン・グォ~ン (注)機械音です。
RCM-166・Z-1クラフトマンシップ その4 竜虎相打つ編 完!