こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
兵庫県在住 T・I さんの Z‐1、 RCM-429 (その5)です!
元々施されてたリアサスレイダウンの位置が 左右でズレており、更に
サスマウントの角度が 左右でそれぞれ そっぽ向いた状態で溶接されて
いた事から、今回 レイダウンのやり直しを行う事に・・・
まずは以前のマウントを取り除いて、シートレールパイプを復元しました。
新しいサスマウントの下穴を開ける為、おなじみ レイダウン治具を
取り付けて行きます・・・
専用治具がなければ左右の均等なんて、そりゃあ 出ません・・ (^ ^;)
どうせやるなら 一発で精度良く仕上がった方がいいし、何度も時間と
お金をかけるのは、オーナーにとっても負担大きいですから、こういう
作業はやり直しなんて無い方が良いと、つくずく感じました。
新しい穴位置は今までの位置より、8mmほど上に開け直します・・・
シートレール下側に溶接されてる 箱状補強の、ちょうど溶接目がある所で
溶接目と言うのは 熱処理の影響で硬くなっており、そこだけドリルのキリが
入りにくいから、その下側の穴あけし易い位置に開けてしまう・・・
でも実は・・・ 穴を開けにくい部分こそが、レイダウンのベストな位置・・・
下にしてしまうと リアサス角度が寝すぎて、サス本体に求めらた性能に
悪影響が出てしまうし、スイングアーム垂れ角もキツくなりがちですから
レイダウンの位置は数ミリ単位で 追求するべきなんです・・・
下穴が開いたところで、治具に挿入されてるアダプターを 固定用に変更し
リアサスマウントをフレームに固定します。
あとは治具固定したまま、溶接するだけ・・・
最後の最後まで なるべく固定用治具を取り除かず 溶接し続けます。
これにてレイダウン修正、完了・・・
いやぁ~ やっぱりやり直しが、一番 シンドいですね・・ (;^_^A
では・・・ いよいよステージⅢメニューに 移りましょう・・・
まずは STKM13C ベンディングパイプを、コンターで半切りにし・・・
曲がり込んだ腰の部分に沿わして、バイスグリップで固定・・・
これを左右 同じように造ります・・・
フレーム補強ステージⅢは、正直・・・ 硬い・・・
硬いが故に レースオンリー、またはスポーツライディングに特化した
用途向きのメニューです・・・
あまりお勧めしたくない ネガな面も結構あるんですが、T・I さんからの
たってのリクエストで 今回は受けました・・・
T・I さ~んっ!
まだまだ先は長いですが、楽しみにお待ち下さいね~っ!
= お知らせ =
12月13日(水)は、夕方より サンクチュアリー全店長会議を行い
その後 全店長&スタッフ、一堂に介しての忘年会となりますので
少し早めの 18:00時閉店となります。
何卒よろしく お願い致します <(_ _)>