こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
師走も目の前に近づいた 今日この頃ですが、年末に向かってる感が
まるでない・・・ ここ数日はそんな感じで 過ぎ去って行きました。
正直クリスマスとか まるっきし実感がなくて、年末と言うのがこんなに
ピンと来てない年は なかったかも・・・
たぶんそれだけ、騒々しかったんだと思うんですよね・・・ (;一_一)
気が付けば12月25日も終わりますが、年内最終日まで 気を抜かず
最後まで全力で頑張りたいと思いますっ!
さて、先日の事・・・
大分県在住 K・S さんからオーダーを頂きました、RCMー448・・・
Ninja スポーツパッケージ NewTYPE-R・・・
ベース車を分解するのは、飯田メカニック・・・
K・S さんの納車希望時期は 来年4月以降ですが、今から始めても
特別 余裕があると言う訳ではないので、早々に分解を始めた次第・・・
エンジンを降ろし、ひたすらバラし続けます・・・
これまで30年以上、このNinjaと言う機種に 向き合って来ましたが
毎回思うんですけど、分解して行って なぜか綺麗な個体に出会った
事がありません・・・
なんで Ninjaって、こうなんですかね・・・ (^_^;)
ウィークポイントの一つ、アッパーカウルステーの取り付けボス部・・・
この車輌はまだ それ程ひどくないですが、痛みが進行しているのは
見て取れます・・・
ここって ほうっておくと、砕けて取れちゃいますからね・・・(苦笑)
New TYPE-Rは標準仕様で、リア180タイヤ・・・
これに対応すべく ドライブチェーンの設定値は、車体センターから
102.8mmまでオフセットされますので、ドライブチェーン軌道の確保
インライン処理が必須科目となります。
先ずは、アッパーカウルステー取り付けボス部の補強・・・
続いてインライン処理を施し、粉黛塗装工程へと旅立ちます・・・
フレーム補強は基本、不要・・・
フォーミュラーパッケージの様に、フレームとシリンダーヘッドの連結がない
エンジンを搭載する訳ではありませんので、Ninja スポーツパッケージでは
フレーム補強を推奨していないんです・・・
Ninja ノーマルエンジンに拘るのが、スポーツパッケージ TYPE-R・・・
もちろんフルオーバーホールを、絶対必要メニューとしての前提ですが・・・
これまた たまたまコンディション良い、シリンダーヘッドでしたけど
New TYPE-Rでは オーバーホールを必ず行うのが、これまた必須・・・
オーバーサイズバルブガイドへの 交換まで含めて、キッチリ施します。
クランクシャフトは ジャーナル部の測定から・・・
基準値越えた摩耗状態なら 交換・・・ 更にジャーナルラッピング・・・
クランクシャフトは様々なトラブル発生頻度 高い部分ですから、とにかく
しっかりチェックし、然るべき処置を施しておくのが 鉄則でしょうな・・・
2018年 4月すぎの納車に向けて、脈々と作業が進む中・・・
もう一台の RCMが・・・
少し前、ホームページのRCMクラフトマンシップにて 製作進行中と
ご紹介していた、RCM-441 MK-Ⅱ・・・
同じく大分県在住 U・S 君に購入頂いたのですが、実はこの U・S 君・・・
K・S さんの御子息でもあるんです!
スイングアームにスタビライザーを追加溶接したいとの事で、美しく
ブラックアウトされたアームでしたが、塗膜を這いで加工を行います・・・
U・S 君からリクエストされたスタビライザー形状は、タイプC・・・
まぁ 確かに・・・
この手の作業は 後々自分でと言う訳には行かないでしょうから、始めから
作業しておいた方が 確かに いいですわな・・・ (*^^)v
このRCM-441と、RCM-448・・・
2台共 中村&飯田のコンビにて、担当させて頂いてるんですが・・・
実はもう一人、担当がおりまして・・・
さぁ~ これから、忙しくなるからなっ!
がんばるぞーっ!