昨日 公式見解として HPに掲載したコメントの件ですが、細かく説明すると
かなりの長文になるので、別角度からのお話を この場をお借りし、くだいた
表現で補足させて頂きたいと思います。
そもそもは昨年末、バイクを売りに行かれたオーナー様がバイク屋さんで
「これMK‐Ⅱじゃなく KZ1000ですよ」 と、ご指摘 受けられたとの事から
ご連絡を頂き、調べた後に 車輌を回収させて頂いたものです・・・
ちなみにHPに掲載したコメントを見ておられない方は、よければここから
下記URLに入って頂き、御読頂いたら また戻って頂けると解り易いです。
リンクURL ↓
http://www.ac-sanctuary.co.jp/apology-rcm-296/
こちらに車輌が届いたのが 26日(月曜)の夕方だった為、公式コメントの
掲載が昨日になってしまったんですが、早速 複数のお客さん達や業界の
関係者達から 「事の正しい成り行きを、きちんと説明した方がいいよ」 と
やたら背中を押されまして・・・ (;^_^A
あんまり乗り気ではなかったんですが この場もお借りし、補足の説明を
させて頂く事にしました。
まず SNS・・・ いや、ネットですか?・・・
すみません 自分・・・ あまりと言うか、全然 SNSとかってやらないんで
周囲の人から聞かされた話ベースで 語らせて貰ってます。
シートレール後部の移植 うんぬんの件ですが、こちらはテールカウルの
角度をほんのわずか2~3度アップさせる為に 切り込みを入れて溶接を
してる作業・・・ いわゆる〝ケツ上げ” の事を言ってるんだと思います。
海外にあったZ系は 荷物満載で走っていた車輌なのか、シートレールが
経年変化で垂れている個体もあり、多くの空冷Z系RCMで この作業を
行っております・・・
またタンデムステップの話もあった様ですが、こちらは皆さんご存知
ノーマルのタンデムフレームを切断し、アルミのタンデムステップKITを
取り付ける為の加工・・・
この作業を施さないと ワイドスイングアームを取り付け出来ません。
たぶん この辺りの加工作業に対し、何か誤解されているのかと・・・
ここで補足させて頂いてるのは、KZ1000のフレームを MK‐Ⅱにする
為の加工をしたんじゃないか? と 言う点についての お話です。
確かに テール部とタンデムレールって、フレーム絡みではあるんですが
これは単に 先程のメニューを施したにすぎません・・・
関係のない事でしたので、公式コメントでは 全く触れておらず・・・
と言うか、長文になり過ぎちゃって 載せれなかったんですが・・・ (苦笑)
そんな事より、KZ1000のフレームを MK‐Ⅱ仕様にするって言ったら
も~ それこそ、死ぬ思いの大加工ですよ・・・ (^_^;)
決定的な部分である、ダウンチューブの二重管構造・・・
これ メーカーで製造されてる状態と同じにするのは、本当に至難の業・・・
二重管の下側、ちょっと曲がってる部分なんて とてもコピーできません。
アゴ下のガセットきれいに切り取って、二重管にしたら また溶接・・・
元々の部材寸法を損なわず、ダメージを与えずに切り取り出来ないし
何よりメーカーのライン溶接が、再現できません。
じゃ~ ヘッドパイプの移設はと言うと、こっちの方は もっと大変!
切断した各パイプは微妙に短くなっちゃうし、ここも溶接の再現は不可能。
それより何より、そんな大変な事してたら 採算に合いません・・・ (-“-;A
フレームナンバーの打刻・・・
他のZ系車輌と 何度も見比べましたが、書体は正規と見受けました・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 (汗)
フレームはどう見ても、MK‐Ⅱとしか思えず・・・
ここまでMK‐Ⅱだと思えるフレームに、KZ1000のフレームナンバー・・・
う~~~~ん・・・ (-“-;A
でも これって本当に、KZ1000のフレームナンバーなんでしょうかね?
ちょっと思ったんですが、これはきちんと調べた方がいいんでしょうね・・・
きちんとした回答が得られるのか 何とも言えませんが、やるだけの事を
やってみようと思います。
いずれにしてもオーナー様ならびに、他 多くの方をお騒がせしている事
重ね重ねではありますが、この場でも お詫び申し上げます。
誠に申し訳ありませんでした。
またブログ故に くだけた表現にさせて頂いておりますが、決してふざけて
いる訳ではない事 ご理解・ご容赦頂ければと思います。
何か新着・進展ありましたら、その時はまた ご報告させて頂きますので
よろしくお願い致します。