こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
昨年から引き続きにて製作を進めてるRCMが、かなりの台数で
あるんですが、年末年始を挟んだ事で およそ10日間ほど作業が
止まってしまい、ようやく2~3日前より 全力疾走を始められた
状況です・・・
昨年もそうでしたが、ここ数年 かなり力の入った仕様のRCMが
多く、造り手側としてもワクワクさせられるマシンが増えました ♪
このRCM-484 Z1-Rも、もちろん そんな中の一台!
相当気合いの入ったマシンに 仕上がる事でしょう! (^ ^)v
北海道は旭川の T・O さんから、オーダー頂きました Z1‐R
RCM-484 (その3)です!
シングルシートをレーシングレイダウンされたフレーム形状に
合わせて 暫定カットし、ダミータンクと共に被せてみました。
タンクマウントピンが5mm セットバックされている事もあり
シート側と接触がないか、この段階で確認をしておく為です。
一名乗車専用における マス集中化を図る為、車体中心寄りに
リアサスマウントが入っており、準じてシートレールの形状も
大きく変更されているのですが、サイドカバーの後ろ部分を
合わせた形状にする加工が必要で 少しづつファイバー部分を
削って行く・・・
削る分には問題ないですが、削りすぎたら 大変です (-ω-)/
ワンオフする アルミ角パイプシートレールを取り付ける為の
マウントブラケットを造りまして・・・
メインフレーム側に 溶接完了・・・
同じくワンオフした アルミインナーフェンダーも、ボルトオンで
既に固定されております。
シングルシート化に伴って 脱着できるアルミのシートレールを
製作して、このシングルシート内部空間に収納されるんですが
シングルシートにはクイックファスナーで開口できる蓋を設けて
この空間が 小物入れになる予定・・・
小物入れがあるとないとで 便利さ、全然違いますからね!
まだ先の作業になりますが シート台座の寸法など、今の内から
採寸して 時間の空いた時に図面化しておきます。
シングルシート下には 御覧の様にアルミ角パイプを組み合わせた
レールアングルがあり、それが更に脱着式になっている構造・・・
このレールアングルなども最終的には、アルマイト処理されます。
フレーム ピボット部の補強も兼ねて、サイドカバー部の固定
カウルビスの受け側ナットも 溶接完了・・・
これにてメインフレーム本体に施す作業は 全て完了~っ!!
本当にやり残しないか、念のため確認するそうです・・・
大丈夫ならパウダーコーティング行き! な、ハズなんですが!
早速フレームを送りたい気持ちを、グッ!と 押し殺しまして
スイングアーム側の作業も進めておく事に・・・
このRCM-484では SCULPTUREスイングアームに
ブロックピースタイプのスタビライザーを溶接するんですが
スイングアームの作業で最初に行う ピボットカラー削り出しや
サスマウント溶接などが フレームがないと出来ない為、まずは
そこまでの作業を終わらせた上で フレームを送ると言う作戦・・・
そこだけやっておけば フレームが塗装工程に行っている間に
スイングアームスタビの溶接を進める事が出来るので、どちらも
揃って車体の立ち上げを行えると言う段取りなんです ♪
T・Oさ~んっ!
追加したアップグレードのパーツ段取り、済ませてますよ~っ!
OHLINSフォークのハイブリッドカラーに YFデザインの
ペイントと、ジュラルミン総削り出しのカウルステーAssy!
ぜひ! 期待してて下さいね~っ!!!