こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
タイトルから連想された方も いるかも知れませんが、現在製作が
進んでいる RCM-484 Z1‐Rのオーナー T・Oさんと同じ
北海道在住の M・Sさんから製作依頼を頂いた、RCM MK‐Ⅱ
シリアルナンバー RCM-485の(その1)です。
【北の国から もう一台!】と言う RCM-484とそっくりの
タイトルには意味がありまして・・・
この485のオーナーである M・Sさん、実は 484オーナーの
T・Oさんとは ご友人であった事が 後日判明・・・
同じ地域に在住され バイク仲間同士でもあるお二人が、それぞれ
気が付かずにRCMをオーダーしており、後からわかったと言う
・・・・・・。 (^^;)
そんなエピソードから そっくりなタイトルにさせて頂きました。
まぁ~ 世の中 偶然ってあるもので、そもそもは M・Sさんが
このブログを見てて「え? 北海道の T・O って、もしや?」と
気が付いたんだそうで (;^_^A
先日製作スタートした RCM-477の S・Sさんと 478の
H・Fさんみたいに、お二人で同時オーダー と言うパターンとは
また違って、これはこれで面白い話だな~ と・・・
最後まで気づかず、ある日バッタリ お互いRCMで乗り付けたら
更に 面白かったかも! (>_<)
そんな事を連想してたら、自分までニヤニヤしちゃいました(笑)
何はともあれ、遅ればせながら車体の立ち上げに入っております。
担当メカはこれまた偶然にも、T・Oさんの RCM-484と同じ
佐々木&中村のペア!
佐々木は今年も 忙しそうですわ・・・(苦笑)
SCULPTUREステムKITの ステムシャフトに穴開け加工を施し
ステアリングロックシリンダーが掛かる様にしました・・・
簡単そうな作業に思えるかも知れませんが、ステムシャフトの
材質が超々ジュラルミン A7075で、更にハードアルマイト処理が
施してあるから 刃物がたちにくく、意外に大変な作業なんです。
最近3台の内 2台はリクエストがある、スイングアームへの
スタビライザー補強・・・
このRCM-485は ブロックピースタイプスタビライザーを
溶接する事に。
ここの溶接は 中村が務めます。
結構な溶接量で、何だかんだ3時間位 かかったりするんですが
スタビを一本 仕上げると、なぜか必ず頭がかゆくなります・・・
オヤジなんすかね・・・ (-_-)
最後に リアブレーキのトルクロッドマウントを溶接・・・
このトルクロッドマウントの様に ブレーキの力が掛かる部分には
画像左に見られる様な溶接を これまでも必ず行って来ました・・・
制動時 リアから引っ張られる方向の入力に対して、万が一にも
マウントが剥がれたりしない様、足を生やす感じで溶接をします。
建築物をよ~く観察すると 同じ手法が随所に使われていたりして
強度を確保する為の工夫が見られるんですが、バイクのシャシーも
そういった建築物に精通する要素があるなと思います。
そしておなじみ RCMのアイデンティティーである “魂” 注入!
シリアルプレートを打ち付けましょう!
うむ、 いいですね・・・ これで紛れもなく 本物のRCM。
北の国から もう一台! RCM-485 KZ1000MK‐Ⅱ!
完成は今年の6月位かな と言う見通しです。
M・Sさ~ん!
これから暫くの間 お付き合いの程、よろしくお願いしますね~!