まだまだ 暑い日が続きます 今日 この頃・・。 そんな毎日の中、まだまだ仕事が 片ずかない
サンクチュアリー本店 中村です・・(涙)。 ウチの店長☆と 石田課長は、今日から 延べ2日間
全日本ロードレース選手権・レーシングサ-ビスの為、仙台は 菅生サーキットに 出向いており
留守となっております・・。また クロは、宇井陽一氏 率いる、TEAM 41 プランニングに同行・・
ツバサも、TEAM モトバム・レーシングの メカとして 出ばっており、2人共 日曜までの 4日間
いない為、お店が大変 静かですわ・・(笑)。 まぁ 今現在、本店はレース活動を していない為
シーズン中は、おのおの メカニックとしての スキルUPを狙い、出向していると言う訳です・・。
いずれは ゼッケン39・・” TEAM サンクチュアリー本店 RACING ”の 旗の下、メカ全員で
レース活動に復帰できれば、いいなぁ・・♪。 (おっと・・その前に 仕事 仕事っと!・・(笑)。
静かな工場内で 黙々とエンジンに 取り組んでいるのは、江口メカです・・。 実は この車両、
現在 本店 HPの RCM クラフトマンシップの欄でご紹介している、RCM-228 Z1‐R ・・。
製作担当は、中村を筆頭に 助手 江口のコンビ・・。結構前から、企画スタート してたんですが
連日続く 過密業務のしわ寄せで 中々進める事が出来ず、最近になって ようやく具体的に
進んだと言う 訳なんですが、「それじゃあ~遅れた分、すばらしいモノをっ!」と、ばかりに・・
この RCM-228 の 心臓部には、とっておきの アレ!を おごっちゃいましょうっ!♪ ・・。
こちらっ!・・ フルリビルド クランクですっ!・・。 (・・何か?・・ モスラに見える?・・(笑)。
淡路の J&Jさんから 届いた この、KZ1000系 フルリビルド クランクシャフト ・・使った事が
ある人は、もう その素晴らしさを 実感しているでしょうけど、”とにかく 静かで なめらか!”・・。
ここ数年、Z系のクランクは もう大半が 消耗 仕切っちゃってる 傾向なだけに、このクランクを
使えるなんて 「何て贅沢なの~っ!?」って感じ・・♪ お値段も かなりのモノだしね!・・(笑)。
クラッチハウジングは、定番の Z1000ポリス用を チョイス・・。 純正ハウジングは ド鉄製で
重いし、ほぼ全部!と言っていい程 バックプレートのスプリングに、ガタが 出ちゃってますから
新品アッセンブリーで 交換できる アルミのハウジングは、大変 ありがたい存在ですわ・・♪ 。
ミッションのコンディションを チェックし、問題あるモノは RCM用として お店に ストックしてある
状態良いモノに 交換・・。 ドック 間のクリアランスを シム調整して、クランクを セット致します。
今回は 腰下が組みあがった所で、一端 エンジンを搭載・・。
ダイヤモンドコートされた フレームに、傷を付けない様 慎重に・・(汗)。 たとえ 腰下とは言え
上手にエンジンを積む ちょっとした コツなんかが ある為、ノウハウも 教えて行きます・・。
カムチェーンは D・I・D 製の強化品で、シリンダースタッドボルトは オリジナルのクロモリ・・。
フル・リビルドクランクの コンロッド小端部 内側が、研磨により 状態よいのが 見て取れます・・
もともと Z系コンロッドの 小端部内径は、ピストンピンの径に対して、かなり キツめの設定に
なっている為、古くなった固体には 大抵 かじりや、軽度の焼き付きが 発生してたりするもの・・
それを修正するべく、最少値で 内径研磨をし、同時に 鏡面研磨処理も 施してあります・・。
これにより、ピストンピンの オイルクリアランスが増え、今後 かじりや焼き付きが 起こりにくく
なると言う訳・・。もちろん ピストンピン本体の、摺動部 早期消耗にも 効果アリですよっ!・・♪
と まぁ、こんな風に 着々と 進行はしてますが、それでも 始まったばかりの RCM-228・・。
まだこれから 沢山の工程が あるのに、9月末 完成・・ 間に合うか?不安ですわ・・(苦笑)。