先日フレームが修正から戻って来た、S・HさんのZ1‐R。 このマシンは18インチホイールを
使ってこの後、シャシーはもちろん、エンジンや吸排気など、全てに手を加えて行く予定です。
で、今回はエンジンを分解します! この所あまりの忙しさに、中々手を付けられなかったので
エンジン部門担当のクロに、「いーかげん、そろそろヤルぞっ!」と、気合を入れました・・・。
S・Hさんのエンジンです・・。外観から見る限りでは、まぁまぁきれいなエンジンですね・・・。
ヘッドカバーをはずして見ると、ここもきれい・・・。比較的コンディションは良さそうな感じです。
分解してしまう前に、各バルブクリアランスを測定しときます。(後々参考になる事があるので)
カムシャフトをはずします・・。カムホルダーが一部、別のヘッドのモノだったんじゃないの?
みたいなのが最近増えてきたので、カムジャーナルの具合などもチェックしつつ、進めます。
この後、シリンダースタッドを緩めてヘッドをはずすのですが、ノーマルのシリンダースタッドは
緩める祭に、伸びたり捩れたりしてるのが、感触でわかる事があったりします・・・。
ヘッドをはずします・・。クロはこう言う時、若いのによく「ヨッ!」とか、独りごとを言います・・・。
ヘッドがはずれたので、ピストンヘッドが見えました。普通にカーボンが蓄積しておりますね。
シリンダーもはずします・・・。「ヨッ!」とか「ホッ!」とか言ってます・・(てゆーか、オヤジ?・・)
腰上が分解できたので、ヒックリ返して腰下の分解に入ります。オイルパンをはずして見ると
これまた以外にきれいな状態・・・。やっぱり普通に走っていたエンジンは、いいですねぇ!
ケース割れました・・。一見する限りこれまたきれいですが、ノーマルのクラッチハウジングは
交換したいトコです。この後 クランクやミッションの状態をチェックし、まずはお見積もりですね
S・Hさん!少しずつですが進めておりますので、しばしお待ち下さいねっ!