いやぁ~!・・J・IさんのRCM-155、更新えらい久々な気がしますわ!連日RCM-156の
仕上げに追われて中々出来ませんでした。(J・Iさん、スンマせんっ!またガンバりますよっ!)
他にも中村チーム担当の、T・YさんのRCM-168・Z1‐R。S・HさんのRCM-173・Z1-R
があり、そちらの2台も同時進行中です。皆さん順番でお見せしますんで、お待ち下さいねっ!
前回(だいぶ前ですが・・)測定しワンオフした、リア・フェンダーレス系のパーツが出来ました♪
材質は全てステンレスです。この手の曲げ加工部品を薄板アルミ材で造ると、振動の影響で
すぐに割れちゃいますから、ここは疲労破断しにくい、薄板ステンレスで造る事にしました!
ステンレス素材むき出しも悪くないと思うのですが、”RCMの造り込みは遠回りにアリ!”の
スローガンに則って、きちんと表面処理致しました。アルミ材は光沢感のあるアルマイト処理。
ステンは特殊な電着処理でブラックに・・。(やっぱり面倒ですが、やっておく方がイイっすね!)
取り付けるとこんな感じです。 RCM-155では今回、リア・ウインカーの位置に拘りました!
ちょっとした事なんですが、完成した時の全体の印象が、全然違って来たりするので大切です
こういう事の積み重ねでRCMは造られて行くんで、やっぱり時間かかっちゃうんです・・(涙)。
ブレーキ系に使用するテーパーキャップボルトに、ワイヤーリング用の穴あけを施します・・。
更にこちらもおなじみ、ワイヤーリングがきれいに収まる様ひと工夫! 旋盤で溝を切ります。
取り付けました。キャリパーはブレンボの削り4ポット。サポートはサンクチュアリーいち押しの
マルチ・キャリパーサポートです!ご存知な方も多いと思いますが、キャリパーはこんな感じに
出来るだけボトムケース側に近くなる位置に、レイアウトさせるのがベストですからねっ!
新品のメインハーネスをフレームに這わせましょう・・・。カワサキ純正のR-Ⅱハーネスです。
「くっそ~・・何でクロも藤本も手伝って来んねぇんだぁ~・・何かオレ一人でやってるしーっ!」
と、我がままオヤジ化して、ブツブツ一人でぼやいていたら・・・・・
見かねたのか?クロが手伝いに来ました・・(笑)。丁度イイのでアッパーカウルの位置決めを
手伝ってもらう事に!・・実はこのRCM-155、アッパーカウルをフレームマウント式にする為
この後、カウルステー関係を全てワンオフする予定なのです!(けっこう大変なんですよ・・・)
ハンドルを切った際の、左右レバーとのクリアランスを考慮しつつも、アッパーカウル本体が
あまり前に出っ張ったりしない様、センスが問われるトコロです・・。機能とデザインどっちかを
選べ!と言われたら、迷わず「両方です!」と答えます!妥協しないのがRCMの良い所!♪
思わず「絶妙っ!」と、唸らせる位置に持って行って見せますので、J・Iさんお楽しみにっ!
くっそ~、藤本がちっとも手伝いに来ません・・・えっ何?フレームの加工に追われてる?・・・。
いました・・・ (うぅ・・何か声かけずらい?) が、がんばれぇ~・・・