夏本番到来で、毎日暑い日が続いております・・。今年は節電もからんでるから、大変ですわ。
しばらくご無沙汰してましたJ・Iさんの、RCM-155・Z1000Rプロジェクト。第16回です・・。
前回までに段取りをしていた、各ワンオフ・パーツ類の、表面処理が出来上がって来ました・・。
これは、ステンレス・プレートから製作した、カウル・ロアーブラケットと、メーターブラケット・・。
手前の小さいのは、リアマスター・リザーバータンクのステーです。ステンレスは、アルミの様な
アルマイト処理が出来ないので、特殊な電着処理で、ブラック・アウトを施しました・・。
こちらは、アッパーカウル上側ブラケット・・。溶接性の良いジュラルミン、A5052と7N01材を
用いて、ワンオフしたパイプワーク・ステー・・。光沢シルバー色に、アルマイト処理済みです。
こちらは全て、削り出しの逸品ばかり・・。ジュラルミンA2017S材から、贅沢にもワンオフした
フレームマウント式専用の、メイン・ブラケット&ヘッドライト・ステーです。 RCM-155だけの
為に造った特別な部品なので、当たり前な話しですが、どこにも売ってませんよ・・。♪
でもって、今のを全部組み立てた、アッセンブリー状態がコレっ! みんなに見せたんですが、
「す、すんごい形ですね・・(汗)。」とか、言ってました・・・。 (何か・・面白くないな・・。)
カウル本体ごと位置を微調整できる様、上下のスライド機能とは別に、角度調整が可能な
機構を持たせました・・。今この状態が、一番下向きの状態で、こっからグイ~ンっと動かせば
一番上向きにした状態に!♪ アッパーカウル自体の角度なんかを、好みにイジレるのは
結構イイと思って、この機構を持たせました・・。何かメカニカルな感じが、GOODですわ。♪
どうですJ・Iさんっ!イイ感じでしょ!♪ いやぁ~こいつ、捕まえるの大変でしたけどね~(笑)
て、冗談です!でも何か生き物的形に見えます・・。バイク部品ってそういうトコありますよね。
昔後輩が、トキコの6ポット・キャリパーを外の水道でゴシゴシ洗ってたら、近所のおじいさんが
ふとやって来て、「ほぉ~・・立派なカニだねぇ?・・」って、言われてました(笑)・・(実話です)
生きのイイ内に(笑)、早速取り付けてみましょう!ワクワクしますねぇ・・楽しみな瞬間です。♪
付きました。イイ感じです!。中村は、ギョーギョーしいアルミ削り出し部品が、あまり好きじゃ
ないんですが、こういうワンオフ逸品物に関しては例外です・・。何がイヤかって?・・たぶん、
市販されてる同じアルミ削り出しパーツを、みんなでこぞって取り付けて、ドレスアップしてる
感じがイヤなんだと思います。あくまで捉え方の違いなんでしょうが、逆に特別感や高級感が
無くなって行ってる様に感じちゃいます・・。でもワンオフ物だったら、そんな事はありません・・。
贅沢にも専用設計で製造され、販売店で手に入らない逸品であれば、中村も大歓迎です!
まぁあくまで、私個人の感覚なんですが、ちょっと、ひねくれスギでしょうかねぇ?(笑)・・。
一方こちらが新たに製作された、ナイトロ・レーシング製、NEWチタン・FULL・エキゾースト。
まだプロト・タイプですが、かなりイカしてます!これも、RCM専用に造られた逸品ですので、
市販化は現在検討中・・。非常に手のこんだ造りで、RCMらしさを強く感じるフォルムですよ!
今回チョイ見せですが、次回その全てを、お見せ致します!・・。J・Iさ~んっ!ついにここまで
来ましたよーっ! RCM-155 いよいよファイナル・シーズン突入ですっ!