こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
かつて自分は、毎月10回ほどはブログ更新していたものなんですが・・・
それが月2~3回になっちゃった原因は ここ数年の異常なまでの忙しさです。
ちょっとした事をする時間が作れない(それでも煙草を吸う時間は作る)
皆で社内をシャカシャカ小走りしてる(まるで競歩)
電話で話しながらPC打ち込んでるもんだから、ミスる (自分す ( ̄▽ ̄;)
恐ろしい事に・・・ 全て真実です (;^ ^A
今回は一回こっきりで完成までをお見せしますので、大きく端折りましたが
それでも画像20枚以上と長編です。
最後にYoutube動画もありますので、ぜひ見て頂ければと思います。
長いので 前置きはこの位に
サンクチュアリーの趣味とセンスで好き勝手に造るRCMクラフトマンシップ
シリアルナンバーRCM-693 CBX1000です!

プチッ プチッ プチッ プチッ プチッ プチッ
記念すべき最初の画像は ”シート革をむしり取る” からでした・・・

ほら見ろとばかり、やっぱり案の定グズグズになってしまっているシートの
スポンジと樹脂のベース・・・
これはもうアルミ板からのワンオフものを造ろうと決まったんですが、その
ワンオフシートベースにする為のフレーム側への加工と言うのがありまして
「ここを一番最初に確認しておくべき」と言う、計画性で進めておりました。

ここでいきなりOHLINSユニバーサル倒立フォークを取り付けしてるのは
左右の切れ角に合わせて事前にストッパーの効き具合や ステアリングロックの
加工を行っておく為です。
NOBLESTが取り扱う ”OHLINS ExMパッケージ” のCBX用として
ラインナップに成るのか? と、製品部門の石田も注視しに来ていましたね。

一方で、こちらはナイトロレーシング エキゾーストの開発シーン。
CBX用OHLINS倒立ExMパッケージは まだ何とも言えない状況ですが
ナイトロレーシング ウェルドクラフト3Dチタンマフラーは今回のデモ車を機に
正規ラインナップ品として開発が進みました。

2025年 台湾に輸出された RCM-688CBX1000は、左右二本出しの
マフラーテールレイアウトでしたが、今回は正規ラインアップ品と言う事なので
6→2→1の王道的な集合方式にしています。

エンジンは、もちろん45年以上もの年月を越えた状態。
ひとつの機械が45年経過している・・・
それはもう、ご想像にお任せします ( ˘ω˘ )

予想よりも悪い印象では無かったエンジン腰下回り
見た目での違和感はなくとも、精密検査で問題アリなんてのは ありえる事。
と言う訳で、またまた裏手のディンクスへ・・・

これよりダイナミックバランスを施工。
多気筒クランク、それも6気筒ともなれば 各気筒間の重量慣性モーメントは
バランス良く揃えておくべきで、その効果は絶大です。

サンクチュアリーに戻って、今度は加工室に・・・
昨年 特殊工具として発売を始めた ”Z用レイダウン治具” が、ちょっとした
工夫でCBXフレームにも応用が効きました!

既に何セットがカスタムショップさん達に購入頂いたレイダウン治具ですが
こんな風に他機種にも応用が効いたりします。
カタナは既に応用した事があり、CB-F&R、そしてZEP1100なども
応用できる事でしょう。
治具を使って正確なレイダウン加工をする。
大事ですよね・・・

で、ディンクスに戻りました (またカメラ持って走っとります (;^_^Aフゥ
面研です、面研!

電子制御機 H85Aでの精密ホーニング!
詳細はYoutubeをご覧くださいね!

サンクチュアリーに戻り、今度はエンジン作業室
も~ どんどん飛ばして行きましょう!(苦笑)

クランクの組み立てで重要となるコンロッドボルト&ナットは、ノーブレストが
アメリカARP社にオーダーで製造して貰ったARP2000を使用。
締め付け後の伸びを精密測定したトルク管理で締め付けするボルトです。

パウダーコートされて来たフレームにRCMのアイデンティティーでもある
RCMシリアルナンバープレートを打ち付けました。

またディンクスに
すぐ裏手にあるとは言え 行ったり来たりで (゚Д゚;≡;゚д゚)
バルブガイドを入れ替えし、燃焼室の密閉性を向上させるバルブシートカットを
施しています。
これで内燃機加工メニューは全て終わり・・・
ようやく平和が訪れました。

間もなくエンジンが完成・・・
だいぶ工程を端折ってますが、ここまで沢山の作業を積み重ねて来てます。

エンジン搭載、そして
ナイトロレーシング ウェルドクラフト3Dチタンマフラーを取り付けました!

アルマイト仕上げされたアルミシートベースもフィッティングの具合を確認。
この後シート業者さんにブランクスポンジを盛って貰い、一端戻して貰って
こちらでスポンジを成形し好みの形にしたらシートレザーを張って貰います。

さて、ここからは自分の出番・・・
予めフレーム側に溶接で追加しておいたボスを利用するV型ツーピースの
サイレンサーステーをワンオフする事に。

溶接後、研磨仕上げ前の状態。
切って 曲げて 擦り合わせて溶接したオリジナルのサイレンサーステーです。
若い頃はこんなの「ちょちょい」っと2~3時間で造ったもんなんですが
歳を取るとダメすね~・・・
今回は時間が掛かりすぎたので、もうプロとして失格? ( ̄▽ ̄;)
RCM-693 CBX1000は、週末21日~22日に掛けて開催される
パシフィコ横浜でのノスタルジック2Daysにて展示されます!
現車を見たい方は、是非とも会場にお越しくださいね <(_ _)>





